元美容師がおすすめするドライヤーの乾かし方

みなさんはドライヤーで毎日髪を乾かす際、どんなことに気を付けていますか?

何も考えずにただ乾かしているのなら、それは髪をきれいにするチャンスを逃してます。

ドライヤーで髪を乾かすときには、あるテクニックを覚えておくだけで、髪の悩みを解消することができますよ。

くせ毛を収めたり、髪の毛がはねるのを防いだりすることもできるので、ぜひ実践してみましょう。

理想的なスタイリングを楽しむためにも、ドライヤーの使い方は非常に大切です。

髪の土台作りともいえる、ドライヤーの使い方、乾かし方のテクニックを詳しくご紹介していきます。

美容師のくせ毛のドライヤーの乾かし方のテク

日本人の髪質は、実はくせ毛がとても多いです。

そのため、くせ毛で悩む人は多いですが、これはドライヤーで乾かすときにちょっとしたことに気を付けると、収まりやすくなります。

くせ毛をドライヤーで乾かす際には、必ずドライヤーの風を根元に当て、根元からしっかり乾かすことが大切です。

くせの出方は根元から出ているので、まずは根元を十分に乾かすことでくせが収まりやすくなり、髪の流れを整えやすくなります。

毛先の方がくせ毛だと思っている人も、実は根元からくせは出ていることがほとんどなので、まずは根元を完全に乾かしてから毛先の方を乾かすことを心掛けてください。

さらに、くせ毛の人は髪の分け目をなくしながら乾かすのもおすすめです。

例えばいつもは髪をセンターで分けているという人も、ドライヤーで乾かす際には右と左に分け目を作るイメージで、ドライヤ―の風をあてていきます。

髪を左から右へ流しながら乾かし、次は右から左へ向けてドライヤーを当てて乾かします

こうすることで根元の動きが均一になり、センターにまっすぐとした分け目が出来にくくなります。

完成させたいスタイルにもよりますが、髪のくせが全体的にある場合は、こういった乾かし方をすることでより自然な仕上がりになるはずです。

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髪の毛がはねないドライヤーの乾かし方のテク

ドライヤ―で髪を乾かした後、髪の毛がなぜかはねてしまう、という人も多いですよね。

もちろんくせ毛であることもありますが、ドライヤーの乾かし方が間違っていると、髪の毛がはねた状態で仕上がってしまいます。

髪の毛がはねないようにするためには、ドライヤーの風を上から下に向けて当てるようにしてください。

乾かす際にドライヤーの風を正面から、あるいは下から当てていると、髪の毛はあらゆる方向に散らばってしまい、毛先もまとまりません。

しかし、ドライヤーの風を上から下に向けて当てることで、毛先はまとまりやすくなり、髪の毛のはねにくくなります。

くせ毛の人の乾かし方と同じ内容になりますが、根元から乾かしていくことも大切です。

まずはしっかり根元から乾かすと、髪の流れや方向性を整えることができます。

そのため、根元を乾かす際にも必ず上から下に向かってドライヤーを当てるようにしましょう。

髪を後ろ側の正中線から左右二つに大きく割り、後ろ側から前に向かって風を当てるのもおすすめです。

髪の毛がはねないようにするためには、根元をしっかりと乾かす必要がありますが、どんなに頑張っても毛先が先に乾いてしまうこともありますよね。

そのまま髪を乾かしてしまうと毛先がオーバードライになり、余計に髪の毛がはねやすくなります。

それを防ぐためには、先に毛先が乾いてしまったら、霧吹きなどで毛先をもう一度湿らせてください。

髪を乾かしすぎるとダメージの原因にもなりますので、軽く毛先を湿らせて水分を与えると、はねにくくなり、ダメージも防ぐことが可能です。

ロングヘアーの人がすぐに髪が乾く乾かし方

美しいロングへアーはいつの時代も人気の高いヘアスタイルです。

しかし、お手入れが大変で特に乾かすのに時間がかかるとお悩みの人は多くいます。

確かに、ロングヘア―をドライヤーで乾かすのは大変なことかもしれません。

少しでも早く乾かすための方法を知っておきましょう。

まず、ドライヤーで乾かす前には髪をタオルで拭き、余計な水分を吸収しておきましょう

実はこのドライヤー前のタオルドライが不十分で、ドライヤーの時間が長くなっていることが非常に多いのです。

タオルドライの方法としては、タオルで髪をゴシゴシ拭くのではなく、根元にタオルを当てて、水分をしっかり吸収させてください。

根元をゴシゴシとこするよりも、押しながら拭き取るほうが髪の水分をより多く吸収できます。

また毛先の方を拭くときにも、タオルで髪を挟むようにして水分を拭き取ってください。

塗れている髪はダメージを受けやすいので、丁寧に扱うことが大切です。

根元の方から髪を挟み、徐々に毛先に向かって移動させ、髪全体の水分を拭き取りましょう。

タオルドライするときに使用するタオルも、水分を吸収しやすい素材のものを選ぶのが良いですね。

綿やマイクロファイバーのものは水分を良く吸収するので、ロングヘア―の人におすすめです。

特に髪が長い人や量が多い人は、タオルドライの際にタオルを2枚くらい使うつもりで乾かしてください。

こうするだけで、ロングヘアーを乾かすドライヤーの時間を大きく短縮することができますよ。

ロングヘアーを乾かすときにも、基本的には根元から先に乾かすようにしてください。

根元に水分が残っているとスタイリングがしにくいだけでなく、根元の水分が毛先の方に流れてしまうので、いつまでも髪が乾きません。

まずは根元付近をよく乾かし、ドライヤーの時間を短縮しましょう。

ロングヘアーの人は髪の量が多いので、なかなか乾きにくいかと思います。

そんな時には、髪をブロッキングしながら乾かすと効率よく髪を乾かすことができますよ。

まずは大きめのクリップなどを用意し、髪を大きく上下に分けてください。

こうすることで髪を順番に乾かすことができ、時間短縮に繋がります。

クリップがない場合でも、ドライヤーを持つ手で髪を適当に分けながら乾かすだけで、内側の根元が乾きやすくなります。

ドライアーを持つ反対の手で髪をかき分けるようにし、根元に風が当たりやすくなる工夫もしてみてください。

根元にドライヤーの風が入るとより早く全体が乾くので、空いている方の手を髪の根元に入れて空間を作り、そこからドライアーの風を送るイメージです。

ドライヤーはずっと固定していると髪や根元が熱く感じてしまうので、軽く振りながら乾かすと熱くなりにくく熱も均一に当たります。

ロングヘア―を早く乾かすためには、乾かす場所にも注意が必要です。

特にお風呂出口の付近や洗面所は、湿気が多くて空気がこもりやすいため、乾きにくいので避けてください。

ロングヘア―を早く乾かすのであれば、できるだけ空気が乾燥しているリビングなどでドライヤーをしましょう。

扇風機を当てながら髪を乾かしたり、エアコンの効いた部屋だと、より髪は乾きやすくなります。

お風呂上りにそのまま脱衣所で乾かしている人は、リビングなどに部屋を変えてみると、いつもより早く乾くと感じるはずですよ。

前髪のうねりをドライヤーで直す方法

前髪のうねりは、ドライヤーの乾かし方を変えることで直すことが可能です。

気になるうねりを直そうと、多くの人が前髪の毛先の方を濡らして髪の流れをまっすぐにしようとしますが、それはNGです。

くせ毛を乾かすときと同様ですが、前髪のうねりも根元からしっかりと乾かすことがやはり大切。

前髪がすでに乾いている場合にも、もう一度根元から前髪をしっかり濡らし、もう一度根元から乾かしてみてください。

前髪は通常の髪よりも短いので、毛先があっという間に乾いてしまいます。

そのため、前髪を乾かす際には必ず根元から乾かし、毛先が乾けば霧吹きなどで毛先をもう一度湿らせて乾かすのが良いでしょう。

前髪を分ける際には、はじめから分け目に合わせて乾かしたくなりますが、うねりを直すならまずは左右の方向からドライヤーを当ててみてください

例えば7:3の位置でいつも分けているという人も、まずはドライヤーを右から左に向けて当て、前髪を左方向に根元から流すように乾かします。

こうすることで根元から髪が乾き、うねりやくせが馴染みやすくなるのです。

ある程度乾いたら、次は反対方向の左から右に向けて、同じようにドライヤーを当てて乾かしてください。

これで前髪が根元からしっかりと乾き、うねりやくせも馴染んで整いやすくなるはずです。

8割から9割程度乾いたところで、ようやく本来の7:3の位置で分け目を作り、スタイリングしながら乾かします。

また、前髪のうねりがひどい場合には、ブローをするのも良いですね。

ドライヤーでただ乾かすだけではなく、ブラシを入れて髪を伸ばすだけで、うねりはすぐに収まるでしょう。

ブローをするタイミングは、髪が7割程度乾いてからが良いです

ある程度の湿り気は必要ですが、濡れすぎているとブローしても形が整いません。

また、前髪のブローに使うブラシはできるだけ細くて小さめのものが、使いやすくておすすめ。

ブラシがないという人も、ハンドブローで前髪を乾かせばうねりが伸びやすくなります。

前髪を指で挟み、うねりを伸ばすように軽く引っ張りながら、ドライヤーの風を上から下に当てます。

ゆっくり行い、前髪にじっくり熱を当てることでうねりが整ってくるはずです。

前髪をドライヤーで乾かす際には、熱風の強さは弱に設定するのが良いです。

乾かし始めは強でも良いですが、前髪は乾かす範囲が狭いので、ドライヤーの風が強すぎるとあらゆる方向に毛先が飛んでしまい、うねりも整いにくくなります。

ドライヤーの風を弱めると乾く時間は長くなってしまいますが、うねりを伸ばして形を整えたいのであれば、ドライヤーの風は弱にして少しずつスタイリングしていく気持ちでドライヤーを使ってください。

ドライヤーで髪の毛のてっぺんにボリュームを出す方法

ドライヤーで髪の毛のてっぺんにある程度のボリュームを出すこともできます。

これまで、ドライヤーは必ず根元から毛先にまっすぐ当てると説明してきましたが、ボリュームを出したてっぺん部分に関しては、下から上に向かってドライヤーを当てます。

トップ周辺のボリュームを出したい部分を、手で握って根元を立ち上げるように上に上げます。

その状態で、ドライヤーの熱を根元部分に当てるようにし、下から上に向かって当ててみましょう。

ドライヤーは軽く振るようにすると、一定時間同じ場所に熱を当てても熱くなりにくいです。

そして根元部分に熱が十分伝わったら、次はドライヤーの排気口から出ている冷風を根元部分に10秒ほど当てます。

髪は、熱が冷めていくに連れて形が整いやすいので、冷風を当てることで根元に立ち上がりができて、ボリュームアップに繋がるのです。

この際、根元を立ち上げるために毛束を握っている手は同じ形のままキープしてください。

これを何度か繰り返しているうちに、自然とてっぺん部分にボリュームができ、スタイリングしやすくなるはずです。

ショートヘアやミディアムショートの人はぜひ試してみてください。

元美容師がおすすめするドライヤーの乾かし方まとめ

ドライヤーの乾かし方は、その後のスタイリングのしやすさにも大きく関ります。

毎日のことなので、せっかくならドライヤ―の乾かし方を変えて、髪の悩みを解消してみましょう。

どんな乾かし方をするにしても、ドライヤーで乾かす前には洗い流さないトリートメントを付けるのがおすすめです。

髪のうねりやくせなどが伸びやすくなり、自然なツヤも出て、ドライヤーの効果がよりアップします

洗い流さないトリートメントは少量でも伸びが良いものが多いので、多く付けすぎないようにしてください。

あまり付けすぎるとくせやうねりが際立つ原因にもなってしまいます。

また、髪の毛にシャンプー剤やトリートメントが残っていると、髪がなかなか乾きにくくなり、ドライヤーで思うように乾かすことができません。

すすぎは十分に行い、ドライヤーを当てる際の妨げにならないようにしてください。

髪の毛を乾かすドライヤーはダメージを与える印象が強いですが、上手に使えば髪の悩みを解決できる便利なアイテムでもあります。

あなたも今日からドライヤーの乾かし方を見直して、理想のスタイリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。